まもなく冬期五輪。期待すると、失望する。

プロの競技場のスタンドに、お気に入りのスポーツ チームの成功を祝うファン - sports ストックフォトと画像

 

期待があるところには、その裏側に失望が隠れている。コインの裏表だと習いました。

 

期待しても、思い通りに行かない事の方が多いから、傷つきたくなかったら期待しない事だと習ってきた気がします。

 

従って、いつも自分の期待に注意を向けて、期待しないように、安心安全な状態を維持しようとしてます。

 

親から子への期待っていうのも大きいもののようです。その期待で、親も子も苦しんだり。

期待通り、子供が有名大学に入ったりすると、親の価値も上がって、親も頭良いと思ったり、私達も思ったりしています。

それにしても、、アグネスチャンなんか、息子3人スタンフォードに入れて、凄いなって思っています(余談)

 

新人研修での期待というお話もありました。採用面接の時に、面接官がやってくれそうと思ったから、採用されたんでしょうから、そして、「期待に添えるよう頑張ります。」とか表明して、大丈夫かよって心配になることも。

 

例えば、腕立て伏せ50回のレベルの人が、期待に応える為に期待に後押しされて、60回するとか、期待に応えようと背伸びをして、能力が上がることもあるようですが。

 

一方で潰れる人もいるようです。自己否定し、自己評価は地獄の底まで落ちて。

一方で、何にも期待されないのも淋しいものだと思いますが。

 

オリンピックの選手に対する期待は、金メダル候補が予選で敗退などとなると、見てる私達もがっかりするのが正直なところです。

選手は、皆をがっかりさせて、自分を責めてるコメントが多いようです。「期待に添える事ができなくてすいませんでした。」と言ったりします。

 

こちらの本当の感情では、「正直、がっかりしたよ。」「金じゃなくて銀かよー」なんて言うのが心に起っていても、本人、目の前にしたとしたら言えないでしょうね。

(本人目の前にしたことはないですが、似たような場面には遭遇します。)

 

自分の感情をあるがままに表明できないのは、ちょっとしたストレスです。

 

あくまで、相手に対してポジティブな元気づけが良いと、私は思い込んでいますが難しいです。そして、実際、上手いこと言える人もいるから、驚きます。

 

それにしても、日本人が、金メダルを取ると、自分の価値も上がるってことでしょうか?

何故、そんなに嬉しくなる?帰属意識って奴?

 

運動会でたまたま自分が紅組になると、全然知らない紅組の子が勝っても、やったーと思ってしまう。まあ、そんな意識もナショナリズムを生む基盤なんでしょうか?

 

まあ、トランプ大統領も、アメリカの分断を生み、皆が一体化という事とは、反対の動きをいまだにしています。一体化を期待するのは、もう無理です。

 

もうすぐ冬期五輪ですが、自分がダメージ受けない為には、もう諦めるしかないです。期待すれば裏切られる。耐性のある人もいますが、平安の為には何事も、期待しないことです。とネガティブになってみました(笑)

まあ、五輪に関しては、そんなに深刻な話ではないのですが(笑)

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