ボランティアをやってます。
ボランティアをしています。
高齢者向けの電話による相談のボランティアです。
全国区で、月2回、一回2時間の基本、傾聴です。
相手の方の名前も住所も聞きません。こちらの事も言いません。
リピーターの方も多いです。
通常、世間話、世界情勢、体調不良などが多いのですが、
たまに、年とって「生きてても仕方無いのですけど」と言われたりします。
そして、何故生きてても仕方が無いのか理由を話されます。
病苦もあり、孤独であり、「なるほど」と言った基調で聞きます。
高齢者以外にも、若い方から「今まさに死にたいと思っていた。」とか言われます。
で、「そうなんですか。」と同意します。
教科書的には、「何かお辛いことでもおありなになったんですか?」
と問うと習っています。
で、結局、なんで自死がいけないのか解っていません。
自殺防止セミナーに行って講義も聴きましたが、
いまだ明確な答えが得られていません。
行こうと思えば、誰でも、自殺防止する側のセミナーに参加できます。
個人的には、誰でも、死にたいって思ったことあるんじゃないかなと
思っています。
面白いところでは、ニュージーランドのアボリジニのシャーマンに、
何故、自死はいけないのか聴きましたが、
「そうゆう風に古代より言い伝えられてるからいけない。」という答えでした。
「残念、答えは得られなかった。」
そして、「困るような質問してごめんなさい。」と思いました。
出来れば、自死が駄目なら、駄目という明確な答えをもらって、
電話相談時に、「今、死にたい」という人に伝えたいところです。
ネットで「自殺、駄目、理由」で調べましたが、
養老孟司さんのによると、どうせ死ぬんだから慌てたって仕方ないなど。
他のも、見ましたが、難しくって解らないです。
自殺願望者の方の「無価値な自分に落とし前を付ける」とか、
書いてあってなるほどと思ったりして。
結局、自分が、面倒な解説を読む気が無いということになりそうです。
ごくごく、簡単な答えが欲しいと思っています。
要は、「自死は、いけなくない」のに、いけないと言う説明をしないと
ならないので、難しい話になるのかなとも思いました。
「何故、勉強しなければならないのか?」って話とも共通しそうです。
「自分の為だからとか」聞いた事があるわけです。
と言う事で、今後もしばらくは、相談として、
「死にたい。」と言われても、単に同意を続けて行くことになりそうです。
でも、最近、リピーターだった方からの電話がない事が気にかかります。
その方は、「死にたい」などとは言っていなかった方ですが・・・・・
どうしただろう?