血液がどっくんと流れる。
自分が、どっくんどっくんと血液が心臓から送り出されて
いるのを、改めて、感じた。
そうして見ると何気ない顔して座ってる人もどっくんどっくんと血液が送り出されて
いるんだな~と。でも、何気ない顔している。
あの美人も、心臓が、本人とは関係なく血液を規則正しく送りだしてる。
あの、段ボールハウスの住人も。
そして、自分もなんだけど。
その、一回のどっくんの間にどれだけの酸素が、運ばれているんだろうか?
どれだけの栄養が、各配達先に運ばれているんだろうか?
腸から入った養分が、どっくんって言う度血液に溶け出してる。
「で、何が言いたいの?」
私達は頭痛の時には、どっくんどっくんに合わせて、頭がギンギンして
そのどっくんのサイクルに意識が行くけど、普段は全く
意識してないな~と。
生まれたての時から、ずーと。頼んでもいないのにずーと
どっくんどっくんで、死んだらやっと止まるって事だ。
今は、100年間以上続いてる人もまれではなく
凄いことだな~と思った次第です。
で、かつて、病院のトイレの床に、流れ出ていた血を思い出しました。
職員達が取り囲んでました。
トイレの中で、女性が手首を・・・だそうでした。
多分その時もどっくんどっくんと流れ出たんだろうと想像しました。